Lesson8-6 様々なジューサー

ファスティング用の生絞りジュースを作るには低速ジューサーが適しています。ここではジューサリーで用いられている業務用の本格的なものから、家庭でも使いやすいジューサーまで様々なジューサーを見て行きましょう。
ファスティングコンサルタントとして、購入についてアドバイスを求められることも有るかと思いますので、それぞれの特徴を把握しておくとアドバイスの参考になります。
 

コールドプレスジュース作りに用いられるジューサー

コールドプレスジューサリーで使用されるような本格的で大きな機械から、家庭でも使いやすいコンパクトサイズまで、低速ジューサーにも様々な物があります。

ノーウォークジューサー

本場アメリカでもコールドプレスジューサリーでよく用いられている本格ジューサーです。
野菜を砕く部分と搾汁する部分が別になっているのが特徴で、ほとんど熱を発生させません。片側で砕いた野菜や果物を布の袋に入れ、もう一方の側で圧力をかけ搾汁します。
価格が40万円前後と高額で日本ではまだ購入できるところがないため、ご家庭でお持ちの方は少ないですが、お店にてノーウォークジューサーのジュースを楽しむことができます。
 

ツインギアジューサー

Lesson6-4でも少しご紹介しましたが、家庭用の低速ジューサーはギアの違いで大きく2つに分類できます。ツインギアのジューサーは、ギアとギアの間に小さな隙間を作りそこで素材を圧搾することで、シングルギアのものよりも多くの果汁を搾汁できると言われています。
葉野菜からの搾汁が得意なツインギアのジューサーの中でも、国内や海外のジューサリーやローフードカフェなどでも使用されているのがエンジェルジューサーです。オールステンレスでギアの装着後は大きさも重量もしっかりとしていますが、パーツが少なくなにより清潔に保ちやすいというメリットがあります。
 

シングルギアジューサー

Piotr Adamowicz / Shutterstock.com

Piotr Adamowicz / Shutterstock.com


網状のフィルターに石臼のように素材をすりつけるようにしてジュースを搾るシングルギアのジューサーは、国内メーカーからも製品が多く出ています。
ツインギアタイプに比べてコンパクトで、音も静かなものが多いので日本のご家庭向きと言えるでしょう。また価格が手頃なものも多いのも購入しやすいポイントです。
 

マイベストなジューサーを見つけよう

コールドプレスジュースやファスティングの流行により、ジューサーの性能は年々上がっています。新しい製品も多く出ているので、嬉しい反面選ぶのが大変だと感じる方もいらっしゃるでしょう。
ジューサーを購入したら、ファスティングの際はもちろん、毎日の習慣としてもフレッシュな野菜や果物のジュースを取り入れられるメリットは大きいでしょう。だからこそ、毎日使い続けられるものを選ぶ事が大切です。思っていたよりも大きくて毎回戸棚の中にしまうようでは、きっと面倒になってジュースを作ることがやりにくくなるでしょう。
それぞれの性能や特徴を比較したサイトも多くありますので、参考に比較検討してみるとよいでしょう。ジューサー選びにおいて重視するものは何なのか、下記の項目も参考にしてみてください。

  • 搾る際の機会音
  • 回転数
  • ジューサーの大きさ
  • 搾汁量
  • 手入れのしやすさ
  • パーツの数
  • 価格・・・など

こちらのサイトなどは上記項目について詳しく比較されているので、ジューサー選びが初めての方は確認してみるとよいでしょう。ぜひマイベストなジューサーを見つめてください。

スロージューサー徹底比較サイトはこちら

 

電気を使用しないジューサー

手絞りをすることで電気を使用しないでジュースを作る事もできます。

柑橘類にはスクイーザー

Layue/Shutterstock.com

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スイカはナッツバッグや三角コーナーメッシュで手もみジュース

 Ajwer/Shutterstock.com

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ただ、これは柑橘類やスイカ・パイナップルなど水分量が多く柔らかいフルーツに限られるので、急いでいる朝のクイックレシピとして活用し、ファスティングではグリーンや野菜の栄養素がしっかりとれるジュースを活用するのがお勧めです。