Lesson8-3 ジュースレシピ Spring & Summer

生絞りのフレッシュジュースを用いたファスティングは、1日に500㎖のジュースを5セット摂取するのが基本となります。
ここではベーシックグリーンとリッチホワイト以外の、春や夏の食材を使用したジュースレシピを修得しましょう。この中から毎日3つをセレクトできるので飽きる事がありません。毎日5種類の味を楽しむことができます。
デトックスに最適な季節である春や、気温が高くなりジュースを取り入れやすくなる夏はファスティングに取り組みやすい季節です。体内の水分を入れ替えながらしっかりデトックスしていきましょう。ただし、夏の冷房冷えなどには注意するようにし、冷蔵庫から出したばかりの冷たいジュースを一気に飲むような事はせず、ゆっくり噛むようにして味わいながら摂取します。
 

サマーレッド

材料

  • トマト・・・大1個
  • にんじん・・・2本
  • セロリ・・・1本
  • キュウリ・・・1本
  • ビーツ・・・1/4個
  • レモン・・・1/2個
  • パセリ・・・1茎

作り方のポイント

水分が多いものを先に入れる事を意識し、トマト、キュウリ、にんじん、セロリ、パセリ、レモンの順番でジューサーに投入します。

トマトのリコピン、にんじんのβ- カロテン、ビーツやパセリなどの高い栄養価とともに、キュウリのたっぷりの水分が血液の流れをスムーズにしながら全身に行き届きます。
※ビーツが手に入らない場合は無しでも可能。その場合はにんじんを多めに入れる
※パセリ→ミントやパクチーなど他のハーブ類とチェンジしてもOK
 

ビーツレッド

Dream79/Shutterstock.com

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材料

  • ビーツ・・・1/4個
  • オレンジ・・・2個
  • にんじん・・・4本
  • レモン・・・1/2個

作り方のポイント

ビーツを最初にジューサーに投入します。
豊富なビタミンと必須アミノ酸が含まれるオレンジににんじん4本分のβカロテン、ビーツとレモンの組み合わせは美肌効果抜群です。甘くまろやかな味になるので、デザートとして空腹感が強いときにぴったりです。
 

パイナップルグリーン

材料

  • パイナップル・・・1/4個
  • きゅうり・・・2〜3本
  • ケール・・・中1枚

作り方のポイント

水分の多いきゅうりからジューサーに入れるとよいでしょう。

きゅうりはカリウムが豊富で利尿作用が高く、むくみ防止に効果的です。甘味と爽やかさのバランスがよいパイナップルと栄養価の高いケールを組み合わせれば、飲みやすいグリーンタイプの完成です。
※ケール→ほうれん草や小松菜などのグリーン葉野菜とチェンジしてもOK
 

ハーブグリーン

anshu18/Shutterstock.com

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材料

  • パセリ・・・2茎
  • パクチー・・・1/2茎
  • ライム・・・1個
  • キュウリ・・・1本
  • グレープフルーツ・・・2個

作り方のポイント

根付きのパクチーが手に入った場合は、そのままジューサーに使用しましょう。スパイシーさがアクセントになります。

パクチーとパセリとのダブルのデトックス効果により、体内の奥深くにしまい込まれていた不要物まで排泄してくれます。特にパクチーは体内に蓄積された重金属のデトックス効果が期待できます。
※ライム→レモンにチェンジしてもOK
※パセリ→クレソンなどの他のハーブ類にチェンジしてもOK
 

ジューシーグリーン

材料

  • りんご・・・1個
  • きゅうり・・・1本
  • セロリ・・・1本
  • サニーレタス・・・1/2個
  • ケール・・・1.2枚

作り方のポイント

セロリは茎も葉も全て使用します。

レタスの苦みのデトックス効果、キュウリの利尿作用、セロリのリラックス効果にりんごの抗酸化作用、ケールの栄養も加わった贅沢な一杯です。
※ケール→ほうれん草や小松菜など他の色がこい葉野菜にチェンジしてもOK
※サニーレタス→ロメインレタスや春菊とチェンジしてもOK
 

オレンジオレンジ

材料

  • オレンジ・・・2個
  • にんじん・・・5本
  • レモン・・・1/2個

作り方のポイント

にんじんとオレンジを交互にいれると詰まりにくくなります。

甘味と酸味のバランスがよく、のみやすいベーシックなオレンジレシピです。鮮やかなオレンジのカラーは朝の目覚めにもぴったりで、にんじん5本分のβカロテンが体の抗酸化を促します。
 

アップルパープル

材料

  • 紫キャベツ・・・1/4個
  • リンゴ・・・1個
  • サニーレタス・・・1/2個
  • ビーツ・・・1/4個

作り方のポイント

ビーツを最初にジューサーに投入します。その後りんごと葉物を交互に入れるとよいでしょう。

紫キャベツに含まれるビタミンUは胃腸の粘膜を整え、アントシアニンで抗酸化力がアップします。サニーレタスの苦みはでデトックス効果が高く、またビーツの土臭さも合わせてりんごの甘味が緩和してくれるので苦手な方にはお勧めの組み合わせです。
※サニーレタス→ロメインレタス、春菊にチェンジしてもOK
※紫キャベツ→普通のキャベツにチェンジしてもOK
※ビーツ→にんじんにチェンジしてもOK
 

リラックスイエロー

denio109/Shutterstock.com

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材料

  • パイナップル・・・1/4個
  • セロリ・・・2本
  • グレープフルーツ・・・1個

作り方のポイント

この場合はセロリは茎のみを使用するのが基本(葉はお好みで入れても可)です。余った葉は冷凍させておき、復食のスムージーやスープに使用するとよいでしょう。水分の多いものから順番に入れていきます。

セロリの香り成分にはリラックス効果や鎮静作用があり、空腹のイライラを落ち着けてリラックスさせてくれる効果が期待できます。パイナップルの甘味とグレープフルーツの爽やかさがたまらない1杯です。
 

シトラスイエロー

材料

  • グレープフルーツ・・・2個
  • レモン・・・1/2個
  • ミントの葉・・・10枚程度

作り方のポイント

グレープフルーツを投入口に入る大きさにカットしたら、ミントの葉を挟んでジューサーに入れます。そうする事で各食材の成分を効率よく搾汁できます。

柑橘類とハーブの組み合わせは爽やかさナンバーワンで気分転換やさっぱりとスタートした朝にぴったりです。ビタミンCが豊富なので、日焼けが気になるときのインナーケアとしても最適です。